野田新内閣スタート!気になる学歴は・・・

本日より、野田新内閣がスタートした。
復興と原発の収束を最大の使命と謳っている野田新内閣だが、気になる実力の方はどうなのか。

公務員給与や人員削減、臨時増税なども既に示唆しているが、これらはかつては「首相の首がいくつあっても足りない」とされたハードルの高い政策であり、実行には相当のリーダーシップが要求される。
しかし、顔ぶれとしてはどうしても「二流内閣」という印象が強い。
本来民主党のエース格である前原氏や岡田氏が国務大臣となっていない名簿はどこか頼りなさを感じるだろう。
注目の国務大臣人事であるが、平岡法相の東大、川端総務相・前田国交相・細野環境相の京大、鉢呂経産相の北大、一川防衛相の三重大、野田首相・安住財相の早大、玄葉外相の上智、鹿野農水相学習院、小宮厚労相の成城、中川文科相ジョージタウン大学という結果となった。
国務大臣の常連である東大や早稲田出身の少なさが目立つ。さらに厚労省という巨大省庁に成城出身というのも仕事振りに不安を感じさせる。
菅内閣でも東大2名、京大1名、東工大1名、横国1名、早稲田2名、その他4名といった冴えない顔ぶれであったが、この程度で「脱官僚」だの「政治主導」だのはいくら言ったところで虚しく響くだけである。当然官僚の方が事務能力は高いし、経歴も素晴らしい。
低学歴の上に松下政経塾などで履歴書武装しているだけでは世の中を変える人物足り得ない。
政治家は実業家と違い、在野で実績を出してはいない。家柄と学歴だけがすべてなのである。それらがないのであれば、二流・三流と言われても仕方がない。